最初はきっと私じゃなかった。
周りの誰かがあの人かっこいいよねーってヒトコトから始まっただけ。
かっこいい基準ってなんだったっけ。
私は少数派のMさんを推した。
理由はいつだって同じなのかも。
『笑顔が優しい』
その人の周りだけいつも空気が丸かった。
横にいてこづかれても
怒られてると言うよりも
いい兄貴に愛されてるって感じにすら思った。
おにいちゃん居たらこんなだったのかなぁ?
こんなおにいちゃんが居たら甘えられたかなぁ?
姉妹しか居なかった私には最初「兄」でしかなかったはずだったのにね。
地元に彼女がいるんだって話を聞いた時
そんなのウソだー
って笑い飛ばして欲しかった私の心が教えてくれた
子供としか見てもらえない歳の差。
中学生から見た11歳年上はあまりにもハードルが高かった。
それでも
好きになっちゃったんだよ。
怒ってくれる時でも瞳が優しいMさんを
大好きになっちゃったんだよ…
相手にされないのは最初から分かってる!
分かってるからこそ
足掻きたかった
分かってるからこそ
足掻いたあの頃…
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