忍者ブログ
恋は夢幻 儚く散る夢の中何想う…
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[12/21 森崎ひなひ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
雫-sizuku-
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
カウンター
広告
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

どこまでが憧れだったのだろう。
どこからが恋だったのだろう。

確かに『スキ』は在ったのに
高校生になった私には
2年後に恋人が出来た。

優しく、大人な恋人だった。
皮肉なコトに思い続けた彼と同じ舞台で知り合った人だったね。

ずっと想っててくれた人。
近くにいる彼の優しさに流れてしまった私の心。

こんなにも簡単に「スキ」は動いてしまうんだね。
ソレがチョット寂しくて
救いでもあった あの頃。


ひとつだけ悲しかったのは
恋人と一緒だったときに再会してしまったコト。


好きだった頃の笑顔のまま
挨拶をしてくれたよね。

今の自分を見失ってはいけないから
アナタに揺れてはいけないから
私も精一杯の笑顔で返した。

その場を離れてスグに恋人が口を開いた。
「戻らなくていいの?俺に気遣いいらないのに・・」

そう言ってのけちゃう恋人は本当に大人だったね。
その言葉に甘えてしまったら
きっとその場だけではなく心までが戻ってしまう。

だから私は振り返らない。
恋人の手を取って
笑顔で見上げてヒトコト返す。

いいの♪今好きなのはアナタだから♪
と。


心の奥で少しだけ一瞬走った痛みはスグに消えていくものだから…

さよなら。
大好きだった人。
痛みは憧れなんかじゃなかったよ。
確かにアナタを愛してた時間はあったんだよ。
それだけはホント。








ブログランキング参加してます。
1クリックで投票になりますのでよろしくお願いします
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説へ

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33]

Copyright c ※ 夢 幻 恋 想 ※。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By 御伽草子 / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]